「MISRA-C」の版間の差分

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(ページの作成:「== MISRA-C == ヨーロッパのMISRA(Motor Industry Software Reliability Association) が発行したC言語によるソフトウェア開発ガイドライン...」)
 
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2013年11月23日 (土) 22:44時点における最新版

MISRA-C

ヨーロッパのMISRA(Motor Industry Software Reliability Association) が発行したC言語によるソフトウェア開発ガイドライン。1998年版と2004年版とがある。

Cの可搬性(Portability)に着目して、異なるCPU、異なるコンパイラに持っていった際に不具合を起こす可能性がある事象を明確にすることができるように情報を整理している。 慣れた熟練プログラマなら無意識にしていたバグを避けるコーディングパターンを、系統立てて整理して規約としてまとめたものとして読むこともできる。 (社)自動車技術会から日本語版が出版されている。

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解説

メモ

コーディング規約を逸脱するコード記述が存在する場合には、それでも不具合が生じないという理由を説明する「逸脱の手続き」を取ることによって信頼性の確認をすることになっている。*海外自動車メーカではMISRA-C準拠を要求する会社が多いが、納入するソフトはこのコーディング規約を満足しろ、と言う契約になっているという誤解をする人もいる。

C++TEST、POLYSPACE、ルネサステクノロジー、日本電気、富士通、IBM、ガイオテクノロジーはじめ、チェッカの多くが対応している。

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