「LinuxZaurusのメンテナンスモード」の版間の差分
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(ページの作成:「== Linux Zaurus SL-C3100のメンテナンスモード == Linux Zaurus SL-C3100には以下の方法で呼び出せる隠しモードが存在します。<br /> ...」) |
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2013年11月23日 (土) 22:44時点における最新版
Linux Zaurus SL-C3100のメンテナンスモード
Linux Zaurus SL-C3100には以下の方法で呼び出せる隠しモードが存在します。
ただし、メーカーが公開していない保証範囲外の機能ですので、書かれてる意味を理解できない方が生半可で弄るとシステムを破壊し、二度と起動できなくなる恐れもありますので、操作は自己責任で
Maintenance Menu(メンテナンスメニュー)
メーカーがマニュアルに載せているバックアップなどを行うモード。 内容はマニュアルに記載されているので省略。 呼び出し方は以下の通り。
- 電源を切る。
- 裏蓋をはずす。
- リセットスイッチを押す。
- 裏蓋を戻し、ロックスイッチを「ロック(使用時)」に戻す。
- 「OK」キーを押しながら電源をONする。
システムの再起動方法は以下の通り。
- 電源を切る(ON/OFFキー)。
- 裏蓋を外し、リセットスイッチのみを押す。
- 裏蓋を戻し、ロックスイッチを「ロック(使用時)」に戻す。
- 電源ONするとシステムが再起動される。
Maintenance Kernel(メンテナンスカーネル)
サービスメニューでフラッシュROMリストアをするほどでは無いが、システムの重要な設定ファイルを間違って書き換えてしまった場合なんかに有効。
フラッシュROM内に格納された、普段は使われない別のカーネルをブートして修復することが出来る。
呼び出し方法は以下の通り。
- 電源を切る。
- 裏蓋をはずす。
- 裏蓋のロックスイッチを「解除(交換時)」にしたまま「D」「B]二つのキーを両方押しながら、裏蓋を外すと見えるリセットスイッチを押す。
- 裏蓋を戻し、ロックスイッチを「ロック(使用時)」に戻す。
- 「D」「B]二つのキーを両方押しながら、電源をONする。
- 画面に「INIT: version 2.78 booting」と起動メッセージが表示されるまで「D」「B」キーを押しっぱなしにする。
- 起動完了すると、「zaurus login:」 とログインプロンプトが表示される。
- ログインプロンプトからはユーザー「root」でログイン出来る。パスワードは無し。
操作完了後は以下の手順でシステムを再起動する。
- コマンドプロンプトより「 shutdown -h now 」と入力し、システムをシャットダウンする。
- 電源がOFFされた事を確認し、裏蓋をもどす。
- リセットスイッチのみを押す。
- 裏蓋を戻し、ロックスイッチを「ロック(使用時)」に戻す。
- 電源ONするとシステムが再起動される。
Service Menu(サービスメニュー)
SL-C3100を出荷する際や、修理に出された際にメーカーが使用するメニュー。液晶や音響関係の調整やチェックが出来るが、うっかり操作すると二度と起動できなくなったり、調整済みのハードがおかしくなるおそれが高いので、フラッシュROMのバックアップ、リストア以外は触らない方が無難。
呼び出し方法は以下の通り。
- 電源を切る。
- 裏蓋をはずす。
- 裏蓋のロックスイッチを「解除(交換時)」にしたまま「D」「M]二つのキーを両方押しながら、裏蓋を外すと見えるリセットスイッチを押す。
- 裏蓋のロックスイッチを「解除(交換時)」にしたまま電源を入れる。
操作完了後は、サービスメニューと同様の手順でシステムを再起動する。
注意事項
サービスメニュー起動中に、画面を触るとタップ(選択)したとみなされる場合があるので、ウッカリ画面に触らない事!