「LinuxZaurusのバックアップ」の版間の差分
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2013年11月23日 (土) 22:44時点における最新版
Linux Zaurus SL-C3100のバックアップ
SL-C3100には、内蔵フラッシュROM、4GのHDDが内蔵されています。
システムの設定を変更したりする前に、データのバックアップは取っておきましょう。
出来れば購入直後のクリーンな状態を取っておくと、安心です。
なお、各操作とも途中で電源が切れると致命的な結果になりますので、必ずACアダプタを接続して行ってください
(ただし、これは完全な復旧を保証する物ではありません、あくまで自己責任で行ってください)
内蔵フラッシュROMのバックアップ
SL-C3100のOSであるLinuxは内蔵フラッシュROM上で動作しています。
設定ファイルを書き換えたり、不用意な操作で書き換えてしまった場合でも、Service Menuが起動出来れば
バックアップから復旧することが出来ます。
バックアップの取り方
- 容量256M以上のSDカード、またはCFカードを用意する(SDカードは書き込み時間がかなり長いのでCFの方が無難、なおファイルシステムはFAT16でフォーマットし、クリアしておくこと。
- 用意したSDカード、CFカードいずれかを挿入する。両方入れると失敗することが有るらしい。
- LinuxZaurusのメンテナンスモードを参照し、Service Menuを起動する。
- スタイラスで「Pege Up」をクリックして、ページ3にする。
- 「2.BACKUP RESTORE MENU」を選択する。
- 「2.NAND Flash Back Up」を選択する。
- 正しくバックアップが始まれば、画面下にグリーンの帯で進捗状況が表示される。
- 完了後、リセットスイッチを押し、システムを再起動する。
- 正しくバックアップが完了していれば、メディア内にサイズが、138,428,432 バイトの「SYSTC310.DBK」ファイルが作成されている筈。
注)SDカードでバックアップをとるとかなり時間が掛かります。途中で心配になってリセットなどしないように。
リストア方法
- バックアップ方法と同様にリストアするファイルを入れたメディアを挿入し、Service Menuを起動する
- 「2.BACKUP RESTORE MENU」を選択する。
- 「6.NAND Flash Restore」を選択する。
注)なお、バックアップを取ったメディアにエラーセクタが有ったりするとバックアップ&リストアを失敗したりすることがあるらしいので、なるべく使い古しでなく新品を用意して、バックアップ前にきちんとFORMATとエラーチェックを行っておく事をオススメします。